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上野に行ったでごわす

貫之集昨日は有給を取って、母と上野・東京都美術館で開催中の「冷泉家~王朝の和歌守展」に行ってきました

冷泉家は、和歌の巨匠藤原俊成・定家親子を祖とする貴族の家で、身分はそれほど高くありませんが、現代に至るまで宮廷の”和歌”と”有職故実”を伝え、守り抜いてきた格式ある一族です。
国宝、重要文化財級の書物を数多く所持していて、今は京都のお屋敷に「時雨亭文庫」という財団法人を作って、それらのお宝を厳重に管理しています。
そして、それらの古典籍をたくさんの人の目に触れて、研究に役立ててもらうために「冷泉家時雨亭叢書」という影印本(古典籍を写真撮影し、それを印刷した「複製本」の事)が1992年から発行されています。

今回は、その「冷泉家時雨亭叢書」完結記念の展示会。
今まで出最大規模の展示で、前後期の展示替えを含めて約400点もの典籍が展示されています。
和歌の家が所有する素晴らしい古典籍の数々美しい料紙に美しい文字眼福でした
目玉はやはり定家自筆の日記「明月記」ですかね。もちろん国宝です

私の師匠が平安文学とともに古筆・古典籍を専門にしていたので、学生の頃からこのような展示会には必ず足を運んでいました。私も影響を受けて、江戸時代発行の本や短冊を結構買ったんですよ。

久しぶりに古典の世界に触れて、とても懐かしかったです。
まだくずし字が読めたことも嬉しい昔取った杵柄ですね。
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最古の写本!?

毎日新聞”源氏物語 最古の「梅枝巻」写本 勝海舟の蔵書印も”という記事がありました。
甲南女子大所蔵のもので、書写年代は鎌倉時代中期だそうです。書き手は不明ですが、写真を見る限りとても読みやすくて美しい手だと思いました。
しかも、旧蔵者があの勝(海舟)先生うちの師匠が蔵書印に詳しかったから、即食いつきそうなネタだわ(笑)
今回の写本も”別本”という系統で、しかも現存する写本にはない表現もいくつかある模様。
”千年紀”をきっかけに、今年一気に『源氏物語』の研究が前進したように思えます。私も大学院の授業でやっていましたが、写本研究って本当に面白いんですよ写本によって微妙に文章が違っていて、あの頃のワクワク感が懐かしいですjumee☆faceA128

ちなみに、私は『源氏物語』は持っていませんが、勅撰和歌集や百人一首、和歌短冊など・・・江戸時代の本をいくつか持っています。中にはかなり汚い状態のものもあり、保管に困ってます

幻の『源氏物語』の写本発見!

『源氏物語』千年紀に、またまた新発見です毎日新聞産経新聞
今回発見されたのは、70年近く行方不明だった写本で、もともとの所有者の方の名前から”大沢本”と呼ばれ、存在は知られていたものの行方不明となっていたものです。

大沢本は全54帖がそろっているが、一度に写されたものではなく、不足分をかき集めた「取り合わせ本」。鎌倉中期の写本も含め、室町末期に体裁が整えられたらしい。
「源氏」は原典が残っておらず、写本には藤原定家校訂の「青表紙本」、「河内本」の2系統と、どちらにも属さない「別本」がある。大沢本は約半数を別本が占め、例えば「夕霧」巻の末尾は「なにはの浦に」となっているが、この文言が付いた本文は、ほかに例がない。「詳細な研究はこれからだが、流布している『源氏』とは違う世界が見えてくるかもしれない」と伊井さん(=国文学研究資料館官庁の井伊春樹さん)は期待する。(毎日新聞記事より)


貴重な写本の発見。しかも54帖そろっての発見というのは極めて珍しいです。しかも、今年相次いで発見されている『源氏物語』の写本は、どれも今まで研究の進んでいなかった”別本”と呼ばれる系統のもの。
誕生から千年たって、『源氏物語』研究も新たな展開を迎えそうです。日本文学科のある大学や大学院の授業でも話題に上ることでしょう。在学生が羨ましいなぁ。(私の在学中には、『奥の細道』の松尾芭蕉による自筆本が発見され、即その複製本を授業で使用しました

またまた新発見!

何度も書いてますが今年は「源氏物語千年紀」といって、『源氏物語』が記録の上で確認される時から千年を迎える記念の年です
3月頃に『源氏物語』の新しい写本が発見されたニュースを書きましたが(→この辺)、またまた都内の旧家から新たな写本が見つかったそうです読売新聞

今回もまた、藤原定家による”青表紙本”、源光行・親行親子による”河内本”の2大系統どちらにも属さない別本に当たるものだそうで、「定家らが手を入れる以前の平安期の本文が含まれている可能性もある」
『源氏物語』は紫式部の手による原本が残っていないので、今広く読まれている定家編集の”青表紙本”より原作に近い本文の発見だとしたらスゴイです

今回の調査は池田和臣文学博士が行ったそうですが、かつて私の師匠も、そのまた師匠が旧華族の中山家とご縁があった関係で、中山家の蔵を調査して『源氏物語』の写本を見つけました。残念ながら、54帖そろった完本ではありませんでしたが、鎌倉時代書写で、巻によって”河内本”の文章だったり、”別本”の文章だったり・・・と聞いたような気がします。

「源氏物語千年紀」という節目の年に、こう次々と新発見があるのはロマンを感じますね~

源氏物語占い

今年の”源氏物語千年紀”にちなんで、おススメの占いをご紹介します
その名も源氏物語占い
性別と生年月日を入力すると、自分が『源氏物語』の登場人物の中で誰タイプであるかが出てきます。
このサイト、「源氏物語大学」は、手軽に源氏物語について学べるのでおススメのサイトです
あらすじや登場人物説明もあるので、年末の月組公演の予習にもピッタリ
今まで宝塚では、「源氏物語」「新源氏物語」など、本編の舞台化は何度かありましたが、宇治十帖の舞台化は初めてなので、すごく楽しみですね。大野先生、期待してますよ~

で、源氏物語占い。私の結果は・・・

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夢の浮橋

りとるべあ様が「夢の浮橋」について書かれていたのに触発されて、私も色々と語りたくなってしまいました

今年月組で上演される「夢の浮橋」は、『源氏物語』の最終帖のタイトルで、光源氏の死後のお話、
通称”宇治十帖”と呼ばれている部分です。
本編とあまりに雰囲気が違うので、紫式部とは別人が書いたとも言われている上、「未完」という説が
有力

今年は「源氏物語千年紀」といって、『源氏物語』が記録の上でその存在が確認されてる時から千年を迎える記念の年宝塚でもそれを意識しての上演です。
すごく楽しみですねぇ平安文学は、私の大学院時代の専門分野でした。

以下、あらすじなど。

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新発見!!

今年は「源氏物語千年紀」といって、『源氏物語』が記録の上で確認される時から千年を迎える記念の年です宝塚でもこれに関係して「夢の浮橋」は上演されますよね。
そんな記念すべき年に学術的発見が
京都・島原の「角屋」さんから『源氏物語』末摘花の巻の古い写本(別本系統)が見つかったそうです

『源氏物語』の書写本には実は3系統あって、一つは藤原定家によって校合された”青表紙本”で、現在一番多く読まれているもの、もう一つは河内の守護を務めた源光行・親行親子によって校合された”河内本”という、オリジナルの文章に積極的に手を加えて意味の通りやすい文章にしたもの、そして、今回発見された、そのどちらにも属さない”別本”と呼ばれるものです。

別本系統の写本は残存数も少なく、一番研究の遅れている系統なので、今回の発見はとても興味深いです。写真を見た限り、癖のない読みやすそうな文字で書かれている感じ。私の院在学中にもこういう大発見があって欲しかったなぁ・・・

源氏物語写本は鎌倉末期=第6巻「末摘花」の別本-重文「角屋」で保存・京都
<源氏物語>「第3系統」読まれていた?京都「角屋」写本
源氏物語の「別本」、京都・島原の「角屋」で発見
京都「角屋」に、「定家本」とは別系の源氏物語写本

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ロミオとジュリエット
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飛鳥

Author:飛鳥

名前:飛鳥
観劇(主に宝塚)、歴史、旅行をはじめ多趣味です→自己紹介


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